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紙のメモ帳のメリット

デジタル時代だからこそ見直したい手書きメモの価値

目次

「電子メモ」と「紙のメモ」の役割の違い

メモをするなら、デジタルよりも紙がお手軽なのでしょうか?会議やミーティングで、パソコンを前にしている時は、画面上でメモを取ることは容易ですし、検索も簡単で便利です。でもこれは仕事上や特定のグループでの環境の話です。会議やミーティングを除いて、常にパソコンを携帯している人はそう多くはないでしょう。まして、メモする目的でタブレットやノートパソコンを携帯する人は、さらに少ないはずです。

グループウェアや仕事上の情報共有でメモを取るのと、自分が考えているテーマについて答えを模索している中で、閃いたアイデアやヒントをメモするのでは、メモを取る目的、役割が少し異なります。浮かんだアイデアを素早くメモするという観点からは、やはり紙のメモがお手軽ではないでしょうか。

最近では、スマホやタブレット、携帯型パソコン等のデジタル端末に書き残すことも一般的になっている中で、ここでは紙のメモ帳の利便性を探ってみましょう。

電子メモと紙メモの用途の違い

  • 電子メモ:情報共有、検索性、編集のしやすさ
  • 紙メモ:即時性、自由度、記憶への定着

ひらめきを、瞬時に記録

ひらめきを記録

ポケットにメモ帳を忍ばせて、ひらめいたアイデアや気づいたことを、素早くメモって、それをヒントにして後で考えを整理することは、とても合理的な思考方式ではないでしょうか。と言うか、それしか合理的な方法はないように思います。なぜなら、良いアイデアは、集中して考えてもなかなか浮かばないことも多いし、突然やってくるからです。

これも瞬時にメモを取れてこそ、思考の纏めにつながっていきます。私たちの生活場面で良くあることです。ひらめいたアイデアをメモせずに、後で思い出そうとしても忘却の彼方で思い出せないことも良くあります。メモ紙やメモ帳が手元にあると、しっかりアイデアをメモすることも可能です。

メモ習慣のポイント

まずは、メモ帳を常に携帯する習慣を身に着けることが大切です。

  • ポケットサイズのメモ帳を持ち歩く
  • 書きやすいペンと一緒に携帯する
  • 就寝前にベッドサイドにメモ帳を置いておく

文字、イラスト等を自由に書ける

伝えたいことを簡単に、イメージ通りに書けるのが、手書きメモの手軽さです。上手下手は別として、伝えたいイメージを簡単なイラストにして残すのも、手書きメモの特徴です。パソコンやスマホ等は、フリーでイラストを描くには、操作の熟練が欠かせません。その点では、手書きのほうが自由度は高いと思います。

手書きメモの自由度

紙のメモ帳での表現方法は無限大です。

視覚的表現

  • • 矢印や図形で関連性を表現
  • • 色分けによる優先度の可視化
  • • 余白を利用した補足説明

創造的表現

  • • アイデアを図解で整理
  • • 思いついた絵や図をすぐスケッチ
  • • 文字の大きさで重要度を表現
自由な描画

特に複雑な図形や関係性を示す図解は、デジタルツールでは専用のソフトウェアを使いこなす必要がありますが、紙のメモなら思いついた瞬間に直感的に描き始めることができます。この即時性と自由度こそが、紙のメモ帳の大きな魅力の一つです。

紙のメモが記憶に残りやすい

記憶の定着

紙に直接文字を書く行為は、頭で考えて手で書く必要があるために、あらゆる感覚器官と繋がり、「手書きによって脳が活性化される」という研究結果が報告されています。つまり、書くことで、感覚器官を活性化させて、創造的なアイデアも浮かびやすくなる、ということです。

科学的に証明された手書きの効果

ファン・デル・ミーア氏、ルード・ファン・デル・ウィール氏らが2024年1月に学術誌「Frontiers in Psychology」で発表した研究(ノルウェー、アメリカ、イギリスなど大学の研究報告)によると:

  • 手書きは脳の広範囲を活性化し、認知機能を高める
  • 特に文字の形成過程そのものが脳に深い印象を残す
  • 手書きすることで学習内容の理解度と記憶定着率が向上する

特に近年は、パソコンや携帯端末は、入力補助や予測変換が駆使されているために、脳を駆使して考える必要もないので、当然記憶にも残りにくくなっていることが指摘されています。手書きでメモを取ることで、情報をより深く処理し、長期記憶に定着させることができるのです。

まとめ:紙とデジタル、使い分けのポイント

ここまで紙のメモ帳のメリットを見てきましたが、もちろんデジタルメモにも多くの利点があります。重要なのは両者を対立させるのではなく、それぞれの特性を理解し、状況や目的に応じて使い分けることです。

効果的な使い分け

紙のメモに向いているシーン

  • ひらめきや瞬時のアイデアを記録したいとき
  • 図形やイラストを交えて考えをまとめたいとき
  • 学習内容を記憶に定着させたいとき
  • デジタル疲れを感じているとき

デジタルメモに向いているシーン

  • 情報を共有・検索したいとき
  • 大量のテキストを素早く入力したいとき
  • 後から編集や整理をする可能性が高いとき
  • 自動バックアップや同期が必要なとき

最終的には、アナログとデジタルを対立させるのではなく、両方のメリットを活かした「ハイブリッドなメモ術」が現代人には適しているかもしれません。例えば、最初のアイデア出しや思考整理は紙のメモ帳で行い、整理された情報はデジタルツールで管理するという方法です。

ポケットに忍ばせておける小さなメモ帳を常に持ち歩き、ひらめいた瞬間にメモする習慣をつけることで、あなたの創造性や思考力は大きく向上するでしょう。ぜひ、自分に合った紙のメモ帳を見つけて、アイデアを逃さない生活を始めてみてください。

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