据置き型と携帯型のメモ帳の違い
メモ帳は、大きさや形や製本形式も豊富ですが、どのタイプのメモ帳が最適かは、使う場面や目的などによって異なります。大きく分けると以下の3タイプに分類できます。
- ・持ち歩く携帯型:外出先でのメモ取りに最適
- ・卓上に固定するブロック型:オフィスでの伝言や記録用
- ・大量の記録をするノート型:会議やプロジェクト管理用
また使うシーンも仕事やミーティングなどでの記録、授業やサークルなどでのメモ等など様々です。
製本形式の種類
- ● ノート型
- ● くるみ製本型
- ● クロス巻製本型
- ● リング製本型
- ● 無線綴じ型
- ● 中綴じ型
それぞれの使う場面や利用目的に合ったメモ帳のサイズと綴り枚数、製本形式を探ってみましょう。
据置き型メモ帳のポイント

据置型のメモ帳の製本形式は、ノート型、くるみ製本型、クロス巻製本型、リング製本型、無線綴じ型、中綴じ型等の中で、利用目的に合っていれば、どの製本形式もさほど問題はありません。
経済的な面から見ると、くるみ製本、クロス巻製本等のブロック製本型が適しています。
据置き型メモ帳のメリット
- ✓紙のメモ帳は、伝言や記録を、瞬時に自由に書き残すことができる
- ✓紙のメモ帳は、書くことで脳を活性化させるので、記憶に残りやすい
事務上の伝言や記録のメモは、比較的にデスクワークの多い事務所や作業現場などで使用されるケースが多いので、メモ帳のサイズや厚さ(綴り枚数)は多様です。こうしたメモ帳は、机上や机の引き出しに置いていることも多いので、置くスペースをあまり問いません。
据置き型メモ帳に適したサイズ
B6サイズ
デスクでの伝言用として一般的
B7サイズ
コンパクトで使いやすいサイズ
A6サイズ
国際規格のコンパクトサイズ
据え置きが多いメモ帳は、持ち運びのための強度を必要としないブロック型製本が、作成費用の面からも適しています。ブロック製本には、くるみ製本、クロス巻き製本、(表紙なし)ブロック製本があります。
携帯型メモ帳のサイズと綴り枚数
服の内ポケット、胸ポケットや小さいバッグ等に忍ばせるメモ帳は、B7(91×128㎜)、A7(74×105㎜)位のサイズが、携帯にも程よく便利です。
営業用のバッグやレデースバッグは、B5、A5等のノート型の手帳でも良いでしょうが、身に着ける小型サイズとしては、携帯が苦にならないA7、B7、A7以下のサイズが適しています。
綴り枚数は、余り嵩張らない厚さの1冊30枚から50枚綴りが良いでしょう。ただ携帯用でも大き目のカバンやバッグに収納する場合は、前述のようにB5、A5でもそれ以外のサイズでも問題ないし、厚さも100枚綴り程度までなら不便はないように思います。

携帯型メモ帳のポイント
- ✓胸や内ポケットに入れるメモ帳は、B7(91×128㎜)、A7(74×105㎜)サイズが良い
- ✓身に着けて携帯するメモ帳は、厚さが嵩張らない30枚から50枚程度の綴りが良い
やはり利用する環境で、メモ帳を作る自由度は異なるので、用途を見定めたうえで条件を決めてメモ帳を作ることが大切です。
製本形式の選び方
据置き型に適した製本
据置き型のメモ帳は、くるみ・クロス巻き製本等のブロック製本が作成費用も安く適しています。
メモ紙をブロックにした状態を1枚の表紙でくるんだ製本
メモ紙のブロックを製本テープ(クロス)で綴じた製本
携帯型に適した製本
持ち歩き型のメモ帳は、リング製本、無線綴じ(ノート型)、中綴じ製本が適しています。
耐擦性と強度があり、携帯に最適
多目的に使えて切り離しも可能
持ち歩き型のメモ帳は、外出先で頻繁にメモを取り出す機会が多い方は、収納や繰り返し使用する際の耐擦性が問題になります。くるみ製本、クロス巻製本はあまり適していません。
ただし、くるみ・クロス巻製本でも、リーガルパッドの様に針綴じミシン加工することで、強度が増しますので、少し割高にはなりますが、リーガルパッド形式も携帯に不向きなメモ帳ではありません。
ミシン目加工の活用
無線綴じ、中綴じ製本は、伝言のメモ帳としても利用できるように、ミシン目加工をすると利用目的も広がります。リング製本は、伝言用の切り離しや記録用のメモ帳としても用途の広い製本形式です。
メモ帳選びのポイントまとめ
据置き型メモ帳
- ✓据置き型のメモ帳は、くるみ・クロス巻き製本等のブロック製本が作成費用も安い
- ✓据置き型のメモ帳は、B6(128×182)、B7(91×128)、A6(105×148)が適している
携帯型メモ帳
- ✓持ち歩き型のメモ帳は、リング製本、無線綴じ(ノート型)、中綴じ製本が適している
- ✓無線綴じ、中綴じ製本もミシン目加工をすることで、メモ帳としての用途が広がる
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